いよいよ今年度、年長組最後のお茶会となりました。気持ちを引き締めてお茶室に入り、五感を使ってお手前を披露します。

さっそくお香のいい匂いが漂っています。（嗅覚）

 

　　　　　

 

席入りをして床の拝見をしました。（視覚）「つるの恩返し」を描いた掛け軸と、花瓶に生けられた梅の花とフキノトウが床の間に飾られています。

 

　　　　　

 

お運びをする人は、腰に袱紗をつけました。お客様におもてなしの心でお菓子やお茶を運びます。

 

　　　　　

 

　　　　　

 

今日のお茶菓子の名前は『まどの梅』あんこのお味がとっても美味しかったです。お菓子をいただいている間、保護者会役員の方々がお茶をたててくれています。茶筅の「シュッシュッ」という音が心地よく響きます（聴覚）

 

　　　　　

 

　　　　　

 

 

入れたてのお茶が運ばれました。「お茶をどうぞ」「ありがとうございます」

温かいお茶碗を持って温もりにホッと一息（触覚）、お茶の味や香りを堪能します。（味覚・嗅覚）

 

　　　　　

  

 

 

 

 年中組の頃、園長先生のもとでお茶の御作法に出会い、年長組で和田先生、田中先生から学んだお手前を、五感を使いしっかりと披露する事ができました。

 

　　　　　

 

 

残念ながら保護者の方の参観は中止となりましたが、見てくれているつもりで頑張りました。

 

2年間、お茶会を通して礼儀作法や伝統あるおもてなしの心を体験した園児達。この経験が、心の成長につながっていく事を願っています。