年中組は手作り楽器を作る計画をしています。その材料に、『どんぐりを使おう！』ということになりました。「どんぐりってどこに落ちているかな～？」と問いかけると、土曜日に異年齢で散歩に行った友達が「前の幼稚園のところにあったよ！栗もあった。」と教えてくれました。さっそく旧園舎にお出かけです。

 

 

 

「昨日年長さんが行って、どんぐりをひろったらしいよ。」「なくなってたらどうしよう・・・。」

そんな心配をかかえながら旧園舎に到着。すると・・・「先生！あそこ見て、あ・そ・こ！」

 

　　　　

 

見てみると、たくさんのどんぐりに囲まれた場所に赤い手紙が落ちていました。

 

  　

 

『運動会に　おいらたちを　招待してくれてありがとう。木の上から　みんなが　頑張っているところを　見ていたよ。さすが、おいらたちの　友達だ！みんな　かっこよかったぞー　今日は　お散歩に来るって聞いたから　昨日のよる　木の上を　とびまわって　どんぐりをたくさん　落としておいたぞ。いっぱいひろって　遊ぼうぼう！』

 

赤い手紙にはそう書いてありました。「妖怪が、どんぐりを落としてくれたんだー。」「早速、どんぐり拾いだ！」

 

　　　　

 

妖怪たちは、沢山どんぐりの贈り物をくれました。その後、園庭で思いっきり遊んだみんな・・・

 

　　　　

 

　　　　

 

明日から旧園舎は解体工事に入ります。慣れ親しんだ園舎とも本当に最後のお別れです。「今までありがとう！」と手をふって園舎を後にしました。